馬鹿が経済について飲みながら適当に書いてみた

昨日くらいのめざましテレビで小倉さんその他のメンバーが給付金に対して非難轟々だった。
よーわからんなー、この問題。俺も最初は良くない結果に終わった地域振興券の事を思い出し非難していたわけだ。
しかしネット上の意見を見るとどーも違う。消費税増税を含めて褒めている人までいるくらいだ。例えば山形浩生さん(今年のノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンの本を訳している)とか、finalventブログ界隈で有名。アルファブロガー。)さんとかが肯定的だ。
この意見の背景にはリフレ政策と合致するということもあるんだろう。このリフレというのはつまりデフレの解消だ。インフレというとアレルギー反応を引き起こす人がいるのでこういった良い方になっているらしい。
で、デフレの解消に何故定額給付金の制度が良いのかと言うとここにバーナンキ背理法という言葉が出てくる。これは大雑把に言えば国が日銀から借金したら幾らでも金が使えるわけだからそれをバンバン配ったら国民は絶対に使うわけで、買う奴がいっぱい居たら需要と供給の問題で必然的にインフレになるよな?って事らしい。でもなーこれもグローバル社会の下では微妙な気がするんだよね。だって今の不況の中では売りたい奴が一杯居るだろ?日本だけでなく海外にさ。需要が増えたとしても結局海外から供給が行われれば影響力は微々たるもんだよね。あ、海外から供給されない不動産などは値上がりするか。国産信仰もあるな。そもそもこれって成果が出るまで毎年継続してばら撒いて初めて意味があるんでなかったか?よーわからんなー。


まぁリフレ対策云々を置いたとしてそもそもの目的ってなんだっけ?確か全世界的に不況に突入しつつある状況下で落ちきる前に即効性のある財政出動を行うことだよな。
で、その対策は以下の方法があるわけだ。
1.公共事業
2.減税
3.定額給付金
1は前回で懲りた…んだよな。箱物をバンバン作っても建築業が潤うだけでしかも人材が建築業に吸い寄せられ産業構造が歪になって、公共事業による対策が終わった後に酷い失業率が発生し問題が大有り。他の用途では即効性に欠ける。
で、2にしようかという話だったがこれも結局減税は金持ちが潤うだけだって話で却下された訳だ。
そして3が出てきたんだがこれもこれでマスコミは叩きまくり。(俺もそうだったがw)地域振興券では30%しか消費に回らなかった、貯蓄を増やすだけだ、ってね。でもさー今回は若い奴にも配るわけだろ?今後の収入が細い爺さん婆さんに配ったら貯蓄に回るのは仕方が無いとして若い奴はそれよりは使うだろ。状況は多少違うんでね?


とつらつら書いてきたら定額給付金の制度が正しいように思えてきたw
速効でやらなければならない事に所得制限とかを言い出す人(あのデフレ下で金利を上げろと楽しい主張のする与謝野経財相とかな!)が政府中枢いるあたりが頭が痛いがまぁだいたい宜しいよーな?まぁ馬鹿だから分からんでいいやw


つーか書くの飽きた。飲むどー!