喫煙、禁煙シミュレーション

酔った勢いで喫煙と寿命と年金を絡めてちょっとシミュレーション。
(2008/02/24:定年が65歳開始だったので変数を60から65に修正。最後に追記)
まず、そしてタバコを一本数ごとに寿命は5分30秒縮まるという話。
定年の65歳の時点で20歳から毎日一箱吸い続けた場合寿命は
5.5*20*365*45=1806750分=3.44年、縮まることになる。792100
そしてこの間、40年国民年金を納めたとして、支給額は年額792,100となる。
これをかけると寿命の観点からは国が支払わずに住んだ額は2722844円となる。
そしてさらにタバコの納税額、300円のタバコ一箱あたり189.17円を上の期間いくら支払ったか計算すると、189.17*365*40=2761882円となる。
で、それを合算すると
2761882+2722843.75=5484725.75円となり、喫煙者は548万円以上国に対して所得をもたらしていることになる。
喫煙者の癌の治療で平均額がこれを上回らない限り、喫煙を全面的に禁止するのは損失となる。


まぁ平均喫煙本数は一日一箱じゃないし、その他喫煙は10年寿命が縮まるだの、厚生年金はどうなるのよとか、タバコを購入した事による経済効果、分煙による設備投資損失、副流煙による二次被害など様々考慮すべきことはある。
その前に、寿命が短くなることを前提になんてのは不謹慎極まりないわけだが。
ただこういった形として数字は出せるので国としていくら税金を掛けるべきなのかというのが具体的な数字で出せるのではないだろうか?