HDDのエラー発生率

オントラックナウ Vol.04-05 HDD雑学 No.2」によると、

− Unrecoverable Read Error Rate(修復不能リードエラー発生率)

  ATA   1014ビット(1万GB)のアクセスに付き1回
  SCSI  1015ビット(10万GB)のアクセスに付き1回

  これは、セクターに与えられているECC(Error Correcting Code)のビット数が
  1ビット異なるためのものですが、これでATA HDDの信頼度は1桁低い事に
  なります。

  250GB〜750GBといったS-ATA HDDでは上記のECCレートからの
  単純計算では、1ドライブの全セクタアクセスを行うと40回に1回〜13.3回に
  1回リードエラーが起きる可能性があるという事になります。 これを複数台組み
  合わせるRAIDではその台数分率が落ちますね。 2桁の確率は逆にいつでも
  障害が起こりえる状態といってもよいでしょう。

HDDリード時にセクターのデータが読めなくなるという事らしい。
ずーっとセクター上のデータがビット化けするのか、一時的に化けるのかどっちなのか少し悩んだが、後者なら単純にリードリトライでいけるので恐らく前者。
…、本当に恐ろしい話です。
これってみんなのパソコン上でも当然ながら起きるわけで…。
OSのデータが化ければクラッシュの原因となるし、アプリケーションが化ければ…。
そういえばNTFSにはエラー訂正の仕組みが無かったような…。

と言うわけでみんな!チェックサムによるエラー訂正機能のあるZFSを使おう!みんなでWindowsを捨ててSolaris 10に移行だ!

って無理やがな。